ものづくりのまちの図書館等複合施設オープン!
7月にオープンした新しい図書館等複合施設、まちやまに行ってきました!
図書館、とひとことでは呼べないほど様々な施設を併せ持つまちやま。
許可をいただいて館内の様子を撮影してきたので、写真とあわせてご紹介します。
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町の特性を感じられる内観
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設計は隈研吾事務所。新しい国立競技場を設計した方で、最近では三条市内にあるスノーピークのスパも設計されています。
今回この図書館は、「つながる」をキーポイントにして設計を考えられたそうです。
ルーバーを多用した外観が特徴的で、内部は工場(こうば)をイメージしたディテールが随所に見られます。
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サインにも、三条のものづくりを象徴したデザインが隠されています。
黒い部分は鉄でできており、塗料ではなく黒皮仕上げという特殊な加工をしたもの。
これは伝統的なものづくりの技術です。
隈研吾氏曰く、黒皮仕上げがこんなに多用されている図書館は世界中でもここだけではないかと仰っています。
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ガラスの衝突防止に貼られているのは、ネジなどに使うワッシャー。
本物の金属でできたものが埋められています。
因みにここは小学校だった場所。芝生の隣の土が見えてる地面はもとのグラウンドをそのまま残したそうです。
その奥にあるのは国旗台で、桜の木々も植え替えせずそのままの位置で残されています。
小学校から図書館へと姿を変えても、変わらず市民の思い出が残る場所ですね。
子どもから大人までお気に入りの場所を見つけて
館内を見てみると、あらゆるところに机があるので、その日の気分で席を選ぶのも楽しいかもしれません。
木材がたくさん使われているやさしい雰囲気で、自然光もよく入り、居心地良すぎて何時間でもいれそうです。
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普段、本を読む習慣がない私ですが、時間があったらここに来て何か勉強でもしようかな、と思ってしまうほど。
カウンター席は一席ごとに電源とライトが付いています。
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ちょっと変わったこんな部屋も。
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畳に座ることもなかなか無くなりましたね。
勉強に疲れたら、休憩にここでひと息つくのもいいかも。
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児童書のエリアにあるおはなしのへやでは、絵本の読み聞かせや手遊びのイベントがひらかれています。
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赤ちゃん連れでも授乳室があると安心ですね。
図書館だけではない
実はこのまちやまの中に、科学教育センターと鍛治ミュージアムが併設されています。
無料で参加できる実験教室などのイベントも多数おこなわれていて、夏休みは特にイベント目白押し。
子どもだけでなく大人も、学校の先生たちの学びの場としても使用されています。
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屋根でつながっている別棟のサイエンスホールでは、講演会やコンサート、映画上映などイベント会場として使用できる多目的ホールがあります。
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ホールも、天井を見ると工場(こうば)のような印象。
上の写真の右側にあたる図書館の建物のあいだのスペースは通りドマと呼ばれ、日本の伝統的な住宅仕様の「通り土間」からきています。
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鍛冶ミュージアムでは、鍛冶に関する常設展示があり開館中は自由に見ることができます。
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このガラスで区切られたスペースでは企画展示がされており、こちらも自由に見ることができます。
展示台も、木をそのまま使用していたり足は鉄格子であったり、
床はコンクリートの地の染みを生かしてあったりと鍛治職人の工場(こうば)をイメージした空間になっています。
レンタルスペースが豊富
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まちやまの敷地内にある施設、ほぼほぼレンタルすることが可能なんです。
まちやまのホームページから予約が可能な施設の一覧です。
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上映設備の整ったサイエンスホールでも、8時間借りても16,000円です。(非営利目的の場合)
会議室は1時間400円。とても借りやすい価格設定ではないでしょうか。
なんと外のスペースもレンタルできるということで、もはや図書館ということを忘れそう。
市民が使える身近な施設ですね。
これから三条マルシェはじめとした、魅力的なイベントが増えることを期待したいです。
パリの和食店「あい田」プロデュースのカフェ
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こちら、なんと取材当日は臨時休業でした。。
パリで有名な和食店「あい田」のオーナーシェフが三条市出身だそうで、ガレットやあんみつなどがメニューにあるそうです。
またリベンジして改めてレポートしたいと思います!
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広い敷地の中にゆったりとした時間がながれている、そんな印象を受けました。
本を読みながらお茶したり、昼寝したり、勉強したり、、
皆さんそれぞれの時間を過ごされてました。
学生時代にこんな素敵な図書館があったらなぁと、子ども達が羨ましくなります。笑
でも学ぶのに年齢は関係ないですね。
これを機に、図書館へ足を運んでみようと思います。
もちろん、カフェでひといき、ステージえんがわでランチは欠かさずに。
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まちやまHP
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