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【ものづくりAWARD】「あれつくりたい」「これほしい」といったアイデアを商品化!【コンペ】

2022.06.13

2022年4/16、三条ものづくり学校にてEkiLab主催のものづくりAWARD2021の授賞式が開催されました! そして、今年も「ものづくりAWARD2022」が開催されることになりました。そこで今回は「ものづくりAWARD」のご紹介と授賞式の模様をお送りしたいと思います。

ものづくりAWARDとは?

燕三条の技術とみなさんの自由な「あれつくりたい」「これほしい」といったアイデアを繋ぎ商品を開発していくアイデアコンテストです。
1つのテーマがあり、それに沿ったアイデア、製品を考えて応募してもらう形になります。

どんな賞があるの?

一般・クリエーターの部、小中学生の部があります。
一般・クリエーターの部はグランプリ、JR賞、優勝賞。
小中学生の部はグランプリ、優秀賞。そして、部門共通で審査員賞があります。
特に一般・クリエーターの部でグランプリに入賞しますと、アイデアの商品化までをサポートするという特典がついております。自分の商品がアイデアだけでなく、実際に形になり、販売するところまでお手伝いをさせていただきます。

審査方法は?

専門家による審査委員会にて審査いたします。豪華な審査員の皆様が揃っておりますので、ものづくりAWARD2021のページをご参考にしてみてください。
https://eki-lab.com/award/

自分のアイデアを応募するだけではなく、入賞したら形になって商品になるというところまでやっているコンペはそんなに無いと思います。

試作するまでの工程

受賞者の方との打ち合わせ風景、自分のアイデアが形になっていくのはワクワクします。

実際に試作することになったら、受賞者の方と実際に綿密な打ち合わせをしながら作品の試作をしていきます。受賞者の方のアイデアシートをもとに構造やデザインを考え実際に形にしていきます。

こちらは受賞者の方の実際のアイデアシート

アイデアシートを基にして製作した試作第一号がこちら! 実際に製作して触ってみないとわからないことがたくさんあります。ここから更に使いやすさや強度など、改善点を見つけて更にブラッシュアップをしていきます。

ものづくりAWARDから実用化された製品

2020年のものづくりAWARDで受賞された「安心シートで旅ライフ」が「折り畳み式間仕切り」としてJR東日本の新幹線オフィス車両内に導入されたこともあります。

新幹線オフィス車両とは
リモートワークの普及により、在宅ワークやワーケーション、多拠点居住など、時間や場所にとらわれない働き方、暮らし方の多様化が起きています。従来型の通勤とは異なる、新幹線による新たな都市間移動スタイルを見据え、JR東日本、JR北海道、JR西日本が連携して、WEB会議や通話が可能な“新幹線オフィス車両”を東北・北海道・上越・北陸新幹線の8号車で運行します。
出典元:https://www.jreast.co.jp/shinkansen-office/
※「新幹線オフィス車両」サービスについて、3月16日(水)に発生した福島県沖を震源とする地震の影響により、 東北・北海道新幹線では一時休止しておりましたが、5月13日(金)よりサービスを再開いたしました。これに伴い、東北・北海道新幹線で実施をしていた、折り畳み式間仕切りの貸出も順次再開しております。

こちらはJRの新幹線に導入するということで何度も試作や導入実験を繰り返し今の形になりました。導入実験のことも記事になっております。試作段階の形も載っておりますので、ご覧になってみてください。

https://toyokeizai.net/articles/-/435195?page=3

2022/4/16 授賞式の模様

授賞式には受賞者の方はもちろん、審査員や県内のメディアの方も出席されます。受賞した方々の試作品もお披露目されるので、どういうふうに形になったのかドキドキワクワクで嬉しいですね。

グランプリ 卓上メタル杵&臼 この形になるまで何回も試作、試行を重ねています。
さっそく餅をついてみます! うまくつけるかな??

授賞式では作品を実際に体験もできます。

立派なお餅がつけました! とご満悦 ものづくりAWARD主催:株式会社ドッツアンドラインズ代表 齋藤和也氏

Flower Pencil Caseを実際にあけてみたり、閉じたり…

実際に触ってみて、もっとこういうのがいいんじゃないか等、改良点の意見交換も行われます。製品化が決まっている作品は現在進行形で改良、試作が行われていますので、皆さんのお手元にいく日も近いかもしれません。

ものづくりAWARD2022の開催

いかがでしたでしょうか? ものづくりAWARD。

2021年の応募作品はどれも製品化を意識した作品が多く、どれもレベルが高いアイデアがたくさんでした。今後は小・中学生の部門も応募者との相談の上、商品化される動きもとっていきたいと主催の齋藤和也氏は語っておりました。

自分のアイデアが実際に形になり、製品化して世に売り出される。
受賞したものがここまでなされるアイデアコンペはそう多くはないんじゃないでしょうか?
今年、2022年も開催予定ですのでアイデアがある方は奮ってご参加ください!
募集開始は2022年6月を予定しておりますので、公式サイト、各種SNSにて情報をお待ちください。
あなたの「あれつくりたい」「これほしい」、自由な発想をお待ちしております。

ものづくりAWARD公式サイト
https://eki-lab.com/award/

EkiLab帯織公式サイト
https://eki-lab.com/
EkiLab帯織 各種SNS
Twitter
https://twitter.com/EkiLab_OBIORI
facebook
https://www.facebook.com/EKILABOBIORI/

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県央をいいお店を探しながらフラフラ...自由気ままに投稿しております。

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