「NANOBRAND合同会社 高橋秀行さんが語る、新しいキャリアの可能性」
全ての小規模・中小企業のために
地元に戻り、起業の道へ
高橋秀行さんは、18歳で関東の大学に進学し、その後東京でキャリアを積みました。CADソフトの販売や操作指導に携わり、製造業界のニーズを学びながら仕事をしていました。特に、新潟県三条市とのつながりも深く、物作りの盛んな地域との取引を通じて地元の魅力に気づきます。30歳を迎えると、地元に戻り、自分の経験を地域活性化に活かしたいという思いが強くなり、2011年に三条市に帰郷しました。
起業から会社設立へ
帰郷後すぐに個人事業主として独立。その後、2019年には兄・高橋憲示さんとともに「NANOBRAND合同会社」を設立しました。兄が企業コンサルティングを担当し、高橋さんは商品開発や技術支援を担当。現在、新潟県を中心に関東や九州にもサービスを提供しています。特に、ものづくり支援やWEB制作、経営支援など多岐にわたる事業を展開しています。
女性の活躍を支える職場環境
NANOBRAND合同会社では、パートタイムで働く女性も在宅勤務で活躍しており、柔軟な働き方を推進しています。少人数でありながらも、それぞれの社員がリーダーシップを発揮し、効率よく事業を運営しています。特に、ものづくり支援では「詳細設計」や「試作」の段階で協力し、燕三条地域の企業と連携して商品開発を進めています。
三条ものづくり学校との協働
三条市にある「三条ものづくり学校」は、地域の物づくり文化を支えるシェア型オフィスとして、クリエイティブな起業家や企業が集まる場所です。高橋さんの会社もここにオフィスを構え、他の入居者や企業と情報を共有し、協力関係を築いています。このシェアオフィスは、低コストで利用できることから、地元企業だけでなく東京からも多くの企業が進出し、地域との連携を強めています。
三条市での起業・移住の魅力
三条市にオフィスを構えることで得られる最大のメリットは、製造から販売までの流れがスムーズである点です。物作りのプロフェッショナルが集まるこの地域では、短期間で商品開発が可能となり、企業間の信頼関係も深まります。このような環境は、特に新しいビジネスや製品を試みる人々にとって理想的です。
未来を見据えた企業戦略
NANOBRAND合同会社は、今後さらにAIやプログラミングなどの技術を取り入れ、事業の幅を広げていく予定です。高橋さんは、地元燕三条を「深圳」のようなイノベーション拠点に成長させたいという夢を抱いており、その実現に向けて日々取り組んでいます。
女性や移住希望者へのメッセージ
高橋さんたちのように、地方で新たなキャリアやビジネスチャンスを見つけることは、今後ますます注目されるテーマです。特に、柔軟な働き方や起業支援が進む三条市は、移住を考えている人やキャリアを再構築したい女性にとって魅力的な選択肢です。NANOBRAND合同会社や、地域のサポートを受けながら、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
もし興味があれば、「お試し移住」や就職相談も受け付けているので、ぜひお問い合わせください。